真田丸で兄[真田源三郎信幸]弟[真田源次郎信繁・源次郎幸村]の謎
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真田丸で兄[真田源三郎信幸]弟[真田源次郎信繁・源次郎幸村]の謎
NHK大河ドラマ[真田丸]が始まりました。
兄[真田源三郎信幸]弟[真田源次郎信繁・源次郎幸村]の謎
について調査しました。
真田丸、お父さんは真田昌幸(さなだまさゆき・草刈正雄)
お父さんは、真田昌幸(さなだまさゆき・草刈正雄)ですね。
画像:NHK大河ドラマ『真田丸』公式
いろんなことが適当ですが、いつも先の先を見越しており、あっと驚かされますね。
真田丸、お兄さんは真田源三郎信幸(さなだげんざぶろうのぶゆき)
お兄さん・お兄ちゃんのほうは、役者の大泉洋が演じております。
★真田源三郎信幸(さなだげんざぶろうのぶゆき)は、真田信幸(さなだのぶゆき)、
ともいわれます。
画像:NHK大河ドラマ『真田丸』公式
真田丸、弟のほうは真田源次郎信繁(さなだげんじろうのぶしげ)
弟のほうは、役者の堺雅人が演じております。
★真田源次郎信繁(さなだげんじろうのぶしげ)は、真田信繁(さなだのぶしげ)
ともいわれます。
また弟は、真田源次郎幸村=真田幸村(さなだゆきむら)と表記される場合があります。
画像:NHK大河ドラマ『真田丸』公式
この、兄と弟についている源三郎・源次郎とは一体何なのか?
また、なぜ、兄のほうが源三郎で、弟が源次郎なのか?
詳しく見ていきましょう。
画像:NHK大河ドラマ『真田丸』公式
真田源三郎信幸、真田源次郎信繁・真田源次郎幸村の「源三郎・源次郎」とは?
(以下、Naoaki Sekiguchiさんよりご指摘いただきました。ありがとうございました。)
「源次郎」、「源三郎」は通称であって、幼名ではありません
(通称は元服時に諱と同時に与えられます。ちなみに真田信繁の幼名は「弁丸」です)。当時は諱を呼ぶことが憚られていた為、諱とは別に通称を持つ習慣があったのです
(だから家康の諱を使用した方広寺の鐘銘が大問題になったのです)。徳川家康の通称は「次郎三郎」と言われています。
有名な通称としては豊臣秀吉の「藤吉郎」、黒田如水の「官兵衛」、
竹中重治の「半兵衛」があります。またこの大河ドラマ「真田丸」では石田三成もたびたび通称の「佐吉」で呼ばれています。
ただ官職を持っている人は通称で呼ぶよりも、「石田治部少」のように
官職読みされるのが一般的だった為、真田信繁も左衛門佐に任官された後は
「真田源次郎」よりも「真田左衛門佐」と呼ばれる方が多くなっていきます。
源三郎・源次郎というのは、通称であり、
通称は元服時に諱と同時に与えられるものとのこと。
また、真田信繁の幼名は「弁丸」とのこと。
幼名といって、幼い頃につけられる名前のことです。
徳川家康の通称は、次郎三郎といわれているそうです。
幼名は、竹千代とよばれていたとのこと、結構有名な話で、
ご存知の方もおおいはずです。
幼名とは、(ようみょう、ようめい)と読みます。
おさな名・童名・小字とも言われるとのことです。
平安~江戸の時代に、つけられていたとのことで、元服して、
諱(いみな)と呼ばれる名前をつけるまでこの幼名が使われるそうです。
そして、元服の際に、通称が諱と同時に与えられるとのことです。
なぜ父の真田昌幸が[源五郎]で、兄が源三郎で、弟が源次郎なの?
父が源五郎、兄が源三郎で、弟が源次郎である理由としては、
ドラマ「真田丸」の中では、
真田家は長男が早く死ぬことが多くてげんをかついで
初めに生まれた男の子を源三郎にしたのだと。
では、なぜ次に生まれた子が源四郎のはずが、源次郎になってしまったのか?
それは、次男だから源次郎だとか。
父上はいい加減なところがあるから~と笑い話にしていました。
で、調べてみると、信繁のほうが実は長男であったが、
母方の身分の違いにより、長男次男を入れ替えられた
という説もあったりします。
長男が早死にすることが多いというのも一つの説であり、
まるごと鵜呑みにするのは、ちょっと危険かもしれません。
本当のところは、新たな文献が出てきたり、研究が進まなければ
解明されないと思われます。
ちなみに、第26話「瓜売」というお話の中でも、
加藤清正(新井浩文・秀吉の気になっていた茶々に近づいた武将を
井戸に落とした、怖い顔の人。源次郎も目をつけられていましたね)
と酒を交わしながら、朝鮮出兵の前に酒をかわして話をしている時に、
どーゆうつもりで名前をつけられた??
普通は源次郎が兄で、源三郎が弟だろう・・・
お父さん真田昌幸(さなだまさゆき・草刈正雄)「んー、深くは考えておりませぬ。」
まぁよいわ。今宵は楽しくまいりましょう。
というやりとりをしていましたね。
真田丸で兄[真田源三郎信幸]弟[真田源次郎信繁・源次郎幸村]の謎まとめ
真田丸で兄[真田源三郎信幸]弟[真田源次郎信繁・源次郎幸村]
である理由は、実際にはわかっていないというのが結論です。
ドラマの中では、
「真田家は長男が早く死ぬことが多いので、初めのほうの数字を避けた」
という解説で、
他の説としては、長男・次男が逆であったという説もあるらしく、
本当のところはまだわかっていないということでした。
第26話でお父さん真田昌幸(さなだまさゆき・草刈正雄)の口から
直々に、深く考えていなかったことが明かされましたね。
新たな書物などが見つかれば判明されるかもしれませんね。
ちなみに、余談ですが、
真田げんいちろうにて調べると、真田弦一郎が有名のようです。
なんと、武将ではなく、漫画やアニメで人気のあった、
「テニスの王子様」のキャラクターなんだそうです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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コメント
既に指摘されている方もいるかと思いますが、「源次郎」、「源三郎」は通称であって、幼名ではありません(通称は元服時に諱と同時に与えられます。ちなみに真田信繁の幼名は「弁丸」です)。当時は諱を呼ぶことが憚られていた為、諱とは別に通称を持つ習慣があったのです(だから家康の諱を使用した方広寺の鐘銘が大問題になったのです)。徳川家康の通称は「次郎三郎」と言われています。有名な通称としては豊臣秀吉の「藤吉郎」、黒田如水の「官兵衛」、竹中重治の「半兵衛」があります。またこの大河ドラマ「真田丸」では石田三成もたびたび通称の「佐吉」で呼ばれています。
ただ官職を持っている人は通称で呼ぶよりも、「石田治部少」のように官職読みされるのが一般的だった為、真田信繁も左衛門佐に任官された後は「真田源次郎」よりも「真田左衛門佐」と呼ばれる方が多くなっていきます。
Naoaki Sekiguchiさま、
ご指摘ありがとうございました。
引用・修正させていただきました。