子供と大人の歯磨きと虫歯予防。乳歯だから…は危険!
子供の虫歯…親にとってどれ位、重要視されているでしょうか?
痛い!と言われて初めて、お子さんの口の中を、まじまじと見られる方が
多いのでは?そして、出てくる言葉は、
「ホラ見なさい!ちゃんと歯磨きしないからでしょ!」って
言いたくなりますよね!でもそんなこと無理なんです!
だって、よく考えて見てください!大人だって完璧な歯磨きが出来ている方
なんて そうそういらっしゃらないと思いますよ!
お子様の場合、小学生の中学年頃にまでは、保護者の方の仕上げ磨きが
必要なのです。なぜそこまで?と思われるでしょうね。
それは、お子様が、痛い!と言ってからでは、遅いからなのです。
これは、大人でも言える話ですが、身体の中でもっとも固いのが、
歯の一番外側「エナメル質」という部分その次に象牙質と、だんだん中に
行くほど柔らかくなっていき、中心には神経が。
ようするに、痛い!と感じているという事は、神経に接近してきている
という事なのです。だから「痛い」という前に、虫歯を発見するには、
大人の目が必要と言う訳なのです。
保護者の方は、よくこんな事をおっしゃいます。「どうせ乳歯だし…」
「また新しいのはえてくるから、大丈夫ですよね?」
そんな訳ないじゃないですか!乳歯にだって役割はあるのです!
乳歯は、次にはえてくる永久歯のために、しっかり場所を確保して、
スペースを保ってくれているんですよ!それに乳歯の下には永久歯が
スタンバイしているのに、その頭の上で乳歯がボロボロに蝕んでしまって
いい影響与える訳がないですよね!
乳歯の時から、しっかり歯磨きの習慣をつけてあげる事が大切です。
お子様の歯磨きしているところを、見られたことありますか?
美味しそうな色の歯磨き粉をつけて、シャカシャカシャカその内に、
お口の中が、泡ぶくだらけで、ブクブクぺーで終わり!「ママ!磨いたよ!」
この磨いたよ!がくせ者なのです。
なぜなら、磨いた!と磨けた!では
お口の中が、別物なのですから(笑)歯磨き粉の爽快感もくせ者ですしね!
汚れが残っているのに、すっきりして気分にさせてしまうので、
磨歯き粉を沢山つけずに、少量で歯磨きをされることをお勧めします。
研磨剤が入っているものですと、磨き方によっては、エナメル質が
すり減り視覚過敏の原因にもなりかねませんから。
最近では、ブリアン歯磨き粉なるものも発売されているようですが、
あくまでも虫歯になりにくくするために補助してくれている物ですし、
歯ブラシ、歯間ブラシなどでも、虫歯を作らないようにすることは、
十分可能だと思います。
ちなみに、この歯磨き粉、最近大人用がでたのです。
子供用はイチゴ味で、大人用はミント味。虫歯予防効果は一緒で、
大人用は、口臭予防の善玉菌が入っているのだとか。
大人用のブリアン歯磨き粉の詳細は越智です。
★大人用のブリアン歯磨き粉
保護者の皆様も一度、鏡の前で、じっくりお口の中を覗き込みながら
歯磨きしてみてください!普段歯ブラシがあたっていなかった場所や
ご自分の歯磨きの癖なんかも発見できて、結構楽しいかもしれませんよ!